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古民家の宿 ぷからーさ

伝統の琉球古民家

世界遺産の今帰仁城跡にほど近く、石畳通りやフクギ並木の美しい集落にひっそりと佇む赤瓦の「古民家の宿 ぷからーさ」さん。
伝統的な沖縄の古民家に見られるヒンプン(目隠し・防風・魔除けの役割を持つ)が立ち、県内でも数少ない正真正銘の琉球古民家を移築したお宿です。

室内は壁や床も無垢材で、釘を使わず柱や梁を繋ぐ貫木屋(ヌチジャー)と呼ばれる伝統的な工法で建てられ、木の温もりに全身を包まれて癒やされる。

居間には琉球畳が敷かれ、座布団に使われているのは伝統工芸品の芭蕉布。涼やかで肌心地が良く、周囲の扉を開けるとエアコンがなくても苦にならない。
寝そべってそのままうたた寝したのは、最高に気持ちのよかった思い出。

とても貴重な建物のため、火気類の持ち込みや使用は禁止されています。
そのため台所にはコンロがありませんが、バスやトイレなどの水回りは現代のものにリフォームされていて、不自由することなく、清潔感がありました。

朝食にはシンプルなメニューながら、とても美味しい沖縄料理がついてきます。居間の裏座でフクギを眺めながらいただく朝食がこれまた毎朝の楽しみで。
予約をすると夕食で七輪の焼肉をいただくこともできます。

宿から歩いてすぐ、フクギ並木を通ったその先には、綺麗な青い海の広がるロングビーチ。飽きれるくらいのんびりしていました。

まるでサツキとメイの家のような蚊帳で寝た朝はヤギの鳴き声で目を覚ます。ゆったりと流れる時間、伝統的な琉球古民家に泊まる貴重な体験をぜひ。

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